手術なので確実に成功するとは限らないブログ:16-03-04
我が家は、今荒れております。
…と言っても、ぼくと家内の関係ではなく、
家の中が荒れ放題になっているのです。
少し前にぼくが体調を崩して、
回復するのに少し長引いていました。
その間、家内は家のことを後回しにしてまで、
ぼくの面倒を精一杯見てくれていました。
まるで子供のように面倒を見てもらっていたぼくは、
たくさんの「ごめんなさい」と「ありがとう」と共に、
回復に至りました。
ぼくの回復と入れ替わるように、
今度は家内の調子が悪くなってきました。
家内はアレルギーを持っていて、症状が手に出るんです。
ものすごくひどい手荒れのような状態になり、
出血したり、痛みがあったりするようです。
両手がそんな状態になってしまったので、
手を使って何かをすることができないんですね。
それまで家内がやってくれていた、
我が家の家事のほとんどがストップするとともに、
部屋は散らかり、洗濯物は溜まり、
ご飯は栄養バランスを欠いたものとなってしまいました。
ぼくは仕事の合間を見てちょっとずつ家事をするのですが、
もちろん到底追いつきません。
そんなこんなで、恥ずかしながら、
現在の我が家は荒れ放題になっているのです。
そんな惨状の中、家内は事あるごとに言います。
「ごめんね。何もできなくて…」
家内としては、
「自分は何もしていない」
「夫の役に立ちたいのに立てない」というのが、
とても心苦しい様子です。
ぼくとしては、
「ぼくのためにあれをしてあげたい、こんなものを食べさせてあげたい」
と思ってくれるその気持ちが何よりうれしくて、
何もしていないことは問題ではありません。